ご相談事例
飲酒運転でのひき逃げ事件で、逮捕や実刑判決を回避したケース
飲酒運転でのひき逃げ事件で、逮捕や実刑判決を回避したケース
【ご相談内容】
ご相談者様は、深夜に居酒屋などで飲酒をした後、飲酒運転の状態で自動車を運転していたところ,他の自動車との出会い頭事故を起こしてしまいました。しかし、飲酒運転の発覚を避けたいとの思いから、事故現場をそのまま離れ、被害者の方の救護や警察への事故報告などを怠ってしまいました。
ご相談された段階では、特に警察から連絡を受けたことはありませんでしたが、被害者の方が警察に連絡などをしているか、事件が捜査されているか、といった点は分からない状況でした。
【弁護士の対応】
飲酒運転の上でひき逃げ事故が起きているため、まずは逮捕の可能性が心配される状況でした。そのため、弁護士が主導して警察署への出頭などを進め、逮捕の回避を目指すことにしました。
結果、ご相談者様の真摯な反省や積極的な出頭が評価され、ご相談者様は逮捕されることなく在宅事件として取り扱われることになりました。
また、事件の内容を踏まえると、実刑判決が懸念されるため、実刑判決を防ぐための試みを行う必要があると考えられる状況でした。そのため、取調べへの適切な対応や被害者の方への謝罪などを尽くし、できる限り刑事処分が軽減されるよう弁護活動を進めることとしました。最終的には、身柄拘束されることなく、執行猶予判決の獲得に至ったため、ご相談者様は刑務所への収容を回避することができました。