ご相談事例
5件の不同意わいせつ事件が起きたものの、全件が不起訴処分となったケース
5件の不同意わいせつ事件が起きたものの、全件が不起訴処分となったケース
【ご相談内容】
深夜帯の路上で、飲酒後のご相談者様が女性に抱き着いてしまうという不同意わいせつ事件が発生しました。後日、ご自宅に警察が訪れ、そのまま逮捕される流れとなりました。ご相談者様の記憶はあいまいだったものの、事件が起きてしまったことは間違いがないようでした。また、それ以前にも付近で同様の事件が4件起きてしまっていたことが分かりました。
【弁護士の対応】
不同意わいせつ事件が起きたことは事実で間違いないという状況だったため、被害者の方への謝罪を尽くし、示談に応じていただくことを目指す方針を取りました。その結果、1件のみ被害者様と連絡が取れませんでしたが、他の4件では被害者様と弁護士の間でお話合いができ、示談に応じていただくに至りました。示談を通じて、被害者様からは、ご相談者様が起訴されることを希望しない、とのご意向を表明していただくことができました。
以上の弁護活動や、ご相談者様の真摯な反省の態度が評価された結果、5件全ての不同意わいせつ事件が不起訴処分となり、ご相談者様は刑罰を受けることなく終了しました。
不同意わいせつ事件で内容を認めている状況でありながらも、示談が成立していない事件も含めて不起訴処分となるのは、ご相談者様の対応が奏功した結果と言えるでしょう。