【交通事故】弁護士に示談交渉を依頼することが有益なケースの特徴
2025/08/15
藤垣法律事務所 弁護士の藤垣です。
弁護士に示談交渉の相談や依頼を行う場合,弁護士への依頼によって弁護士費用を超える利益が得られるのであれば,依頼が有益と言えます。具体的には,以下のような場合に弁護士への依頼が有益になりやすいでしょう。
①過失がない場合
過失がある場合,損害の一部が自己負担になります。その影響で,弁護士への依頼によって得られる利益が目減りしてしまう可能性が生じます。
過失がなければ,過失による利益の目減りが生じないため,弁護士への依頼が有益になりやすいと言えます。
②受傷の程度が大きい場合
骨折を伴っているなど,受傷の程度が大きい場合,損害賠償額も大きくなりやすい傾向にあります。そのため,弁護士への依頼により増額し得る幅も大きくなりやすく,弁護士への依頼が有益になることが多いでしょう。
③後遺障害等級が認定された場合
後遺障害等級が認定されると,後遺障害に対する慰謝料や逸失利益といった損害が新たに発生します。それらの金額は大きなものになりやすいため,弁護士依頼による増額幅も大きくなりやすく,弁護士依頼が有益になるのが通常です。
④弁護士費用特約の利用ができる場合
弁護士費用特約が利用できれば,弁護士依頼による費用を保険会社に支払ってもらうことができます。そのため,弁護士依頼による利益が特に大きくなくても,弁護士への依頼が有益になりやすいでしょう。
交通事故の示談については,以下のページでも解説しています。
----------------------------------------------------------------------
藤垣法律事務所
住所 : 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-195-1
大宮ソラミチKOZ 4階 エキスパートオフィス大宮
電話番号 : 050-8889-5335
FAX番号 :
050-3094-8657
大宮で交通事故のサポート
----------------------------------------------------------------------