ご相談事例
交渉にて約3800万円の増額が実現された事例(後遺障害7級)
交渉にて約3800万円の増額が実現された事例(後遺障害7級)
【ご相談内容】
後遺障害7級が認定され、保険会社より損害賠償額の提示がなされたものの、妥当性が判断できないとのことで、ご相談をお受けしました。
保険会社は、過失割合についてご依頼者様10%を主張しており、総額としては約3500万円の提示をしていました。
【弁護士の対応】
保険会社の提示内容は、主に後遺障害に伴う逸失利益を低く見積もった内容となっていることが分かりました。ご依頼者様は、事故により昇進・昇給がなくなってしまった、60歳での定年後にも仕事を継続する予定であった、との事情がありましたが、保険会社の提示ではそれらの事情が一切考慮されず、機械的に60歳までの逸失利益が計算されていました。
以上踏まえ、弁護士にて、逸失利益に関する事情の数々を丁寧に指摘の上で交渉した結果、逸失利益の大きな増額を引き出すことに成功しました。過失割合についてはご依頼者様5%での合意となり、最終的には約3800万円の増額が実現されました。
本件では、個別の事情を無視した機械的な提示に対し、考慮されるべき具体的な事情を弁護士が説得的に伝えることで、逸失利益の大きな増額となりました。