ご相談事例
自賠責保険への異議申立てを行い、後遺障害4級が認定された事例
自賠責保険への異議申立てを行い、後遺障害4級が認定された事例
【ご相談内容】
歩行中に自動車との事故に遭い、頭部を受傷されました。
ご相談時には、高次脳機能障害について5級が認定されており、保険会社から賠償金額の提案がなされていました。
金額の妥当性や増額の可否を検討するため、相談を実施しました。
【弁護士の対応】
面談にてお身体の状況を拝見すると、頭部に相当な大きさの陥凹が確認されました。しかしながら、頭部の陥凹については後遺障害等級の認定を受けていませんでした。また、外貌(見た目)に関する後遺障害等級の認定には、面談及び測定を行う必要がありますが、必要な面談を実施されてないことも分かりました。
そこで、頭部の陥凹についても後遺障害等級を獲得するため,異議申立てを実施し、これを踏まえての増額を目指すこととしました。
結果、頭部の陥凹について12級、高次脳機能障害と合わせて併合4級が認定され、大幅な増額に至りました。
後遺障害等級認定の不備を指摘して行った異議申立てが奏功した事例となりました。