ご相談事例
逮捕勾留された傷害事件で、10日勾留の途中で不起訴釈放となったケース
逮捕勾留された傷害事件で、10日勾留の途中で不起訴釈放となったケース
【ご相談内容】
ご相談者様は、路上での言い争いをきっかけに被害者様を殴る行為をしてしまい、現場に駆け付けた警察官によって、傷害事件として現行犯逮捕されました。ご相談者様が勾留された後、早期解決を目指したいとのご希望を受け、弁護士がご家族からご相談をお受けしました。
【弁護士の対応】
弁護士が内容を確認したところ、当時は飲酒の影響があって感情的なやり取りになってしまったものの、暴行があまりに過激である、被害者様の怪我が重いなど、事件の重大性をうかがわせる事情がそれほど見受けられないことが分かりました。そのため、ご相談者様の反省や謝罪が被害者様に伝われば、早期に当事者間で解決することも可能であると判断し、速やかな示談を目指す方針を取りました。
示談交渉の結果、被害者様にも事情をご理解いただくことができ、比較的円滑に示談の成立となりました。勾留の5日目頃での示談成立となったため、その後速やかに不起訴釈放となり、事件は10日満期の途中で終了するに至りました。