ご相談事例
家庭内の傷害事件で逮捕された後、早期釈放と不起訴処分に至ったケース
家庭内の傷害事件で逮捕された後、早期釈放と不起訴処分に至ったケース
【ご相談内容】
ご相談者様は、ご自宅でお母様とのトラブルが発生し、お母様に物を投げつけるなどの行為をしてしまいました。お母様が警察に相談したところ、傷害事件として被害届を出すことを提案され、提案に沿って被害届を提出したため、ご相談者様は逮捕されるに至りました。
お母様は、顔面に痣ができるなどのケガを負っていました。
【弁護士の対応】
弁護士が、ご相談者様及びお母様からお話を聞いたところ、ご相談者様は反省を深めており、お母様は、ご相談者様が深く反省しているのであれば身柄拘束を強く希望するものではない、とのご意向であることが分かりました。そのため、弁護士が間に入る形で、ご相談者様の反省状況などをお母様にお伝えし、お母様の考えをご相談者様に共有するなどした結果、お母様からご相談者様の釈放を希望するとの回答をいただくことができ、早期釈放に至りました。
その後、弁護士が仲介して母子間で話し合いの場を設けるなどし、母子間では本件を不問とすることで決着しました。捜査機関にその旨を報告するなどしたところ、刑事事件は不起訴処分となり終了しました。