【交通事故】交通事故で訴訟やADRを利用するメリットとは
2026/01/02
藤垣法律事務所 弁護士の藤垣です。
訴訟やADRの最も大きなメリットは,交渉が奏功しなかった場合にも適正な賠償額を受領することが可能である,という点です。
交渉の場合,合意のできる金額や条件は相手方の判断によって左右されます。相手方の主張が明らかに不合理であっても,相手方にその主張を撤回して対応を改める意思がなければ,適正な内容での解決はできません。
この点,訴訟やADRでは,客観的で公正な判断のできる第三者が介入するため,相手方の不合理な主張が原因で適正な結果が獲得できない,ということが生じません。訴訟やADRを利用した場合の結論は,少なくとも客観的に見て不合理でない内容となることがみこまれます。
また,訴訟やADRを用いるメリットとしては,示談交渉よりも賠償金額が大きくなる可能性がある,という点が挙げられます。
交渉では,訴訟などの手続を行っていないことを理由に,訴訟で認められ得る最大額での合意を行うことは通常ありません。これは,訴訟での最大額(いわゆる裁判基準)の金額は裁判で必要な立証を尽くし,裁判所が被害者の主張を全面的に認めた場合に初めて認められる金額であるため,と説明されます。訴訟の負担なく,訴訟での必要な立証を尽くしていない状況下では,裁判で全て立証されたのと同等の金額は支払われない,というわけです。
しかし一方で,現実に訴訟などで必要な立証を尽くせば,裁判基準の全額を支払ってもらうべきということになります。訴訟やADRを行い,賠償金を減額すべき事情がないとの判断に至った場合,示談交渉で獲得できるよりも賠償金額が大きくなるでしょう。
交通事故の訴訟については,以下のページでも解説しています。
交通事故の訴訟・ADRとは何をする?時間かかるって本当?訴訟やADRを行うのはどんなリスクがある?事故の解決でお悩みの方へ
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