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【交通事故】示談交渉の際に争点となりやすい項目と交渉方法

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【交通事故】示談交渉の際に争点となりやすい項目と交渉方法

【交通事故】示談交渉の際に争点となりやすい項目と交渉方法

2025/08/08

藤垣法律事務所 弁護士の藤垣です。

 

交通事故について、示談で金銭的解決を進める場合には、相手保険との間で争点が生じる場合もあります。

この点、争点となりやすいポイントはあるため、あらかじめ理解しておくことで、円滑な解決につながりやすいでしょう。

 


主に争点の生じやすい項目と交渉方法としては,以下のものが挙げられます。

【項目】 【争点】 【交渉方法等】
通院交通費 タクシー利用 医師からタクシー通院の指示をもらう

事前に相手保険と相談する
休業損害① 休業の必要な期間 医師から休業の指示をもらう

休業の事情や内容を事前に保険会社と共有し,承諾を得る
休業損害② 自営業者の基礎収入額・休業の必要 確定申告書や事故直前の収入額に関する資料を提出する

休業を要する事情を丁寧に説明する
傷害慰謝料 対象期間 症状固定時期について医師の指示をもらう

保険会社と事前に交渉する
逸失利益① 対象期間の長さ 後遺障害が仕事に影響を及ぼす具体的な内容を説明する
逸失利益② 対象期間(定年後) 定年後の再雇用予定などを示す
将来介護費 日額 どのような介護が必要か,どのような医師の指示があったかを示す(職業付添人を要する方が金額が高くなりやすい)

 

特に、それほど規模の大きくない事故では、休業損害が争点になりやすい傾向が見られます。

被害者側は「実際に休んだ」と主張し、保険会社側は「休業は必要なかった」と主張する、といった内容が代表的です。

後から紛争になることを防ぐためには、弁護士を通じるなどして事前に適切な協議を重ねることが有力でしょう。

 

交通事故の示談については,以下のページでも解説しています。

交通事故の示談交渉はどのように行う?自分でやるのと弁護士に依頼するのはどう違う?交通事故示談の要点を徹底解説

 

 

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