【刑事事件】盗撮事件で不起訴になるためのケース別方法
2025/07/04
藤垣法律事務所 弁護士の藤垣です。
盗撮事件で不起訴を目指す方法は、認め事件と否認事件で以下のように異なります。
①認め事件
被害者のいる事件のため,被害者の宥恕(許し)を獲得することが最重要となります。
具体的には,弁護士を通じて被害者との示談を試みることが最も適切な手段です。被害者との示談が成立し,被害者の宥恕が獲得できていれば,不起訴となる可能性が非常に高くなるでしょう。この点も,やはり盗撮罪ができたからといって変わるものではありません。
示談が成立した場合,被害者の方からは,被疑者を許していることや今後の捜査協力を希望しないことなどの意思表明にご協力をいただき,その内容を検察官に示すことで不起訴処分の獲得を目指すことが考えられます。
②否認事件(冤罪等)
疑われた内容に心当たりのない場合は,まず一貫してその旨を主張し続けるに尽きます。
否認事件では,両当事者の供述(主張)がそれぞれ信用できるか,という点が大きな問題になりますが,主張が一貫していることは,信用性を判断する上で重要な要素になります。
なお,その他に供述の信用性を左右する要素としては,内容が合理的であること,客観的な証拠と整合する内容であることなどが挙げられます。
また,可能であれば,弁護士と協同して主張の裏付けとなる証拠の獲得を目指すことも有力です。
自身の主張を裏付ける客観的証拠があれば,主張の信用性が高まり,その結果不起訴になることも考えられます。
さいたま市大宮区の藤垣法律事務所では,500件を超える様々な刑事事件に携わった実績ある弁護士が,最良の解決をご案内しております。
盗撮事件の不起訴については,以下のページでも解説しています。
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