【刑事事件】痴漢事件で不起訴処分を目指すケース別の具体的方法
2025/05/06
藤垣法律事務所 弁護士の藤垣です。
刑事事件で不起訴処分を目指すための具体的な手段は,主に認め事件と否認事件によって大きく異なりますが,痴漢事件の場合は以下のように整理できるでしょう。
①認め事件
被害者のいる事件のため,被害者の宥恕(許し)を獲得することが最重要となります。
具体的には,弁護士を通じて被害者との示談を試みることが最も適切な手段です。
迷惑行為防止条例違反,不同意わいせつ罪いずれの場合であっても,被害者との示談が成立し,被害者の宥恕が獲得できていれば,不起訴となる可能性が非常に高くなるということができるでしょう。
性犯罪の事件は,被害者のプライバシーにも関わるため,被害者の意思に反して起訴し,事件を公にすることは避けられる傾向にもあります。
②否認事件(冤罪等)
疑われた内容に心当たりのない場合は,まず一貫してその旨を主張し続けるに尽きます。
否認事件では,両当事者の供述(主張)がそれぞれ信用できるか,という点が大きな問題になりますが,主張が一貫していることは,信用性を判断する上で重要な要素になります。
なお,その他に供述の信用性を左右する要素としては,内容が合理的であること,客観的な証拠と整合する内容であることなどが挙げられます。
さいたま市大宮区の藤垣法律事務所では,500件を超える様々な刑事事件に携わった実績ある弁護士が,最良の解決をご案内しております。
痴漢事件の不起訴については,以下のページでも解説しています。
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