【刑事事件】不起訴の種類や不起訴を目指す方法を簡単に整理
2025/04/11
藤垣法律事務所 弁護士の藤垣です。
不起訴には,その理由によって大きく3つの種類があります。
①嫌疑なし
→犯罪の疑いがまったくなくなった場合
(例)真犯人が見つかった
②嫌疑不十分
→犯罪の疑いが不十分な場合
(例)痴漢を疑われたが,人違いでないことを裏付ける証拠がない
③起訴猶予
→犯罪事実はあるが,検察官の裁量で起訴しない場合
(例)窃盗事件を起こしてしまったが,被害者に弁償をして被害者が許した
否認事件の場合には①嫌疑なし又は②嫌疑不十分を理由とした不起訴があり得ます。
認め事件の場合は,③起訴猶予のみが不起訴の理由になり得ます。
不起訴を目指す方法の具体例としては,以下のものが挙げられます。
①嫌疑なし又は②嫌疑不十分を目指す方法
・被害者と示談をする
・告訴を取り消してもらう
・被害弁償を行う
・反省・謝罪や再発防止の意思を示す
③起訴猶予を目指す方法
・否認の主張を貫く
・犯罪を立証する証拠がないことを示す
・取調べに対して黙秘する
さいたま市大宮区の藤垣法律事務所では,500件を超える様々な刑事事件に携わった実績ある弁護士が,最良の解決をご案内しております。
刑事事件における不起訴の種類や目指し方については,以下のページでも解説しています。
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