【交通事故】事故と受傷の因果関係が争点になることを防ぐ方法
2025/03/11
藤垣法律事務所 弁護士の藤垣です。
交通事故では,被害者の受傷結果と交通事故との因果関係が問題になることがあります。特に,事故から相当期間が経った後に初めて記録された自覚症状があると,その症状は事故との因果関係がないとの判断になるケースも少なくありません。交通事故の受傷は,基本的に時間が経ってから自覚症状が出現する性質のものではないため,事故後に他の要因で自覚症状が出てきたと考えられてしまうのです。
また,事故と初回通院の間に長期間が空いてしまうと,その間に他の要因でケガをする可能性が混入しやすくなり,事故と受傷との関係は時間経過につれてあいまいになっていきます。
そのため,事故と受傷との因果関係が問題になることを防ぐためには,まず通院を極力速やかに開始することをお勧めします。
また,通院時には,事故直後から同じ症状が継続しており,決して事故から長期間経った後に初めて症状が出たわけではない,ということを記録してもらいましょう。医師の所見を味方に付けられれば,争点化を未然に防ぎやすくなります。
さいたま市大宮区の藤垣法律事務所では,1000件を超える数々の交通事故解決に携わった実績ある弁護士が,最良の解決をご案内しております。
交通事故通院時の注意事項については,以下のページでも解説しています。
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